拳銃で恐怖の交通整理、理由は「ドライバーたちが言うことをきかないから」?―本日の中国TOPニュース

Record China    2013年4月9日(火) 20時40分

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8日、中国・広東省汕尾市の路上である警官が、拳銃をちらつかせながらドライバーたちを脅し、“恐怖の交通整理”を行っていたと暴露された。写真は中国の交通警察。

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2013年4月8日、中国・広東省汕尾市の路上である警官が、拳銃をちらつかせながらドライバーたちを脅し、“恐怖の交通整理”を行っていたと暴露された。大河報の報道。

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現地当局の説明によると、4日午前、市内某所で交通渋滞が発生しているとの通報を受け、交通警官が1人、現場へ赴いた。すると、バイクに乗った男2人が路上で揉みあいになっており、農具の鋤(すき)などを振りかざすなどして暴力沙汰に発展寸前となっていたため、これを制止するために拳銃を抜いて2人をいさめたのだという。

このニュースに対し、市民からは「交通整理をする警官が銃を携帯してもよいのか?」との疑問が相次いだが、人民警察法など複数の関連法規では、これは許可されていることだという。「しかしながら、拳銃を携帯するのとそれを使用するのは別問題」と当局も説明している。

現場で騒動を目撃していた市民は、「そのようなケンカ沙汰はなかった」と証言している。しかし、現場を往来する車両が通行車線を守らずに激しく交通が乱れ、にっちもさっちもいかなくなっていたところに、誰も警官の指示を聞こうとしなかったことは事実で、やむなく拳銃で脅して指示に従わせようとしたものと考えられる。(翻訳・編集/愛玉)

※<本日の中国TOPニュース>では、中国の大手主要ポータルサイトによるニュースアクセスランキングから、注目の一記事をピックアップする。本記事は2013年4月9日付の中国紙・環境球時報(電子版)のランキング4位の記事。

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