Record China 2013年4月10日(水) 8時40分
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8日、カナダ移民局がこのほど公表した2012年第四半期(10〜12月)のデータによると、2012年同国に移住し、永住権を取得した移民のうち、最も多かったのは中国人で計3万2990人に達した。写真は江蘇省南京市にあるカナダの移民業務を取り扱う仲介業者。
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2013年4月8日、人民日報海外版が報じたところによると、カナダ移民局(CIC)が今月2日に公表した2012年第四半期(10〜12月)のデータによると、2012年同国に移住し、永住権を取得した移民のうち、最も多かったのは中国人で計3万2990人に達した。以下、フィリピン人3万2704人、インド人2万8889人と続いた。一方、同国に国籍を移し、正式にカナダ国民となった中国人の数は3位で、最も多かったのはインド人。2位がフィリピン人だった。
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同データによると、同国に移住する移民の数で、中国人は同年の第3四半期(7〜9月)に続いて、トップとなった。
一方、同国に国籍を移し、正式にカナダ国民となった中国人の数は前年比33%減の1万410人にとどまった。つまり、中国人は同国の永住権を獲得することを好む一方、国籍まで変えることには関心を抱いていないということだ。
香港紙・星島日報はこのほど、移民弁護士・李克倫(リー・カールン)氏の意見を掲載。それによると李氏は、「カナダは今年、同国で最も必要とされる職種の技能を持つ専門家に対して発行する『技能移民』の申請を再開するほか、企業移民計画も実施する見込み。また、申込者に対しては言語能力も問うようになり、中国人にとっては不利になりそうだ。それでも、移民として移住した後に、大学などに入学するという新たな動向を背景に、中国人の移民が減少することはないだろう」と指摘している。(提供/人民網日本語版・翻訳/KN・編集/内山)
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