「鳥インフルは米国の攻撃」、中国軍事専門家が“米陰謀論”で波紋―英メディア

Record China    2013年4月8日(月) 20時10分

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7日、中国の軍事問題専門家で対外強硬派の戴旭・国防大学教授が、鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)の感染拡大について、インターネット上で「米国による攻撃」を示唆して波紋を呼んでいる。写真は江西省の鳥市場で行われた検査。

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2013年4月7日、英BBC放送(中国語電子版)サイトによると、中国の軍事問題専門家で対外強硬派の戴旭(ダイ・シュー)・国防大学教授(空軍上級大佐)がこのほど、鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)の感染拡大について、簡易投稿サイト・微博(ウェイボー)で「米国による攻撃」を示唆して波紋を呼んでいる。

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戴教授は6日夜、鳥インフルエンザ問題について「中国政府は過剰反応すべきではない!さもなくば03年の新型肺炎(SARS)のようにだまされる!当時M国はイラクを攻撃するため、(イラクを支援する)中国を恐れて生物、心理的武器を使った。中国は大混乱に陥り、M国の思うままとなった。M国はまた同じことをしようとしている」と書き込んだ。「M国」は中国語で米国を意味する「美国(メイグオ)」を指すとみられる。また、中国メディアによると、書き込みの末尾には「死んだとしても数人だ。交通事故による死者の1000分の1にも満たない」とあったが、その後削除されたという。

これに対し、インターネット上には賛否両論が拡大。「人民に対して責任を負うべき人間がこんなやつだなんて」「亡くなった人に謝罪すべきではないか。軍にふさわしい人間か」「官僚なんてこんなもの。何万人死んでも大したことはないと思っている」と批判が噴出する一方、「一理ある」「騒ぎ立てるべきではない」などの声も上がっている。(翻訳・編集/AA)

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