「オバマの次の大統領が率いるのは、世界一ではない米国」、中国の世界における地位が急上昇―米誌

Record China    2013年4月9日(火) 6時20分

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5日、米誌フォーブスは「中国はどのくらい大きいのか」と題した記事を掲載、中国は「想像を超える巨大さ」であり、世界第二位の経済大国はなおも成長を続けていると述べた。写真は天安門。

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2013年4月5日、米誌フォーブスは「中国はどのくらい大きいのか」と題した記事を掲載、中国は「想像を超える巨大さ」であり、世界第二位の経済大国はなおも成長を続けていると述べた。環球網が伝えた。

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GDPが15兆ドルを超える世界第一位の米国に対し、中国のGDPは約7兆5000億ドル。だが、中国の世界的な地位は急上昇しており、この状況は変わりつつある。

OECDは、今後3年で中国経済が米国を超えると予想している。つまり、オバマ大統領の後継者は、世界最強ではない経済国を率いる大統領になるのだ。昨年、中国はドイツと米国を抑え、世界最大の観光客送り出し国となった。

中国の繁栄には、10%ではなく、7.5%のスピードによる経済成長で足りる。一方で大気汚染、鳥インフルエンザ、水汚染、二酸化炭素排出、収入の不公平等、数えきれない問題がある。いずれも速すぎる成長の対価だ。

国連による最新の研究では、中国の製造業はすでに年間生産高2兆9000億ドルとなり、二位米国の2兆4300億ドルを上回っている。ここ2年で、中国の製造業は豊かな収穫を手にしたが、米国はFRBのおかげで生きながらえている。

中国はアジアをけん引し、中国の製造業は米国の安価な消費文化をけん引している。今年2月、米国へのアジアからの輸出は22%増加したが、大部分が中国からのものだ。昨年、米国の対中貿易赤字は過去最高の3150億ドルを記録、記録を刷新し続けている。

このような流れの中で、中国には環境保護と従業員の安全基準の近代化を実現することが求められる。この目標の実現をサポートできる企業にとっては無限大のチャンスとなるだろう。無数の課題はあるものの、中国の製造業は依然として活力を保っている。中国は一部の伝統産業を捨て、イノベーションや付加価値の高いテクノロジー分野に参入している。

これこそが新世界だ。様々な問題のために、多少荒削りな部分はある。中国は行動しなければ、厳しいリスクにさらされることになる。今行動を起こしても手遅れではない。中国はさらに巨大になっていく可能性もあるが、今はこの星に住むすべての人々がそれを楽しみにしている。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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