<鳥インフル>浙江省で新たに1人が感染、上海市では疑い例の男性が死亡―中国

Record China    2013年4月4日(木) 19時10分

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4日、中国・浙江省衛生庁は、同省で新たに1人のH7N9型鳥インフルエンザウィルス感染者が確認され、省内の感染例が3件に増えたと明らかにした。写真は浙江省衢州市疾病コントロールセンター。4日に職員がインフルエンザウィルスのサンプルをもとに検査を実施した。

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2013年4月4日、中国・浙江省衛生庁は、同省で新たに1人のH7N9型鳥インフルエンザウィルス感染者が確認され、省内の感染例が3件に増えたと明らかにした。うち1件では、すでに死亡が報告されている。中国全土では、感染者が10人に増加し、うち3人が死亡している。新華社通信が伝えた。

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新たに感染が確認されたのは、湖州市で農業を営む64歳男性。3月29日に発病し、今月3日の検査でH7N9型の陽性反応を示した。翌4日にはH7N9型への感染を断定した。調査によると、この男性と頻繁に接触している人間は55人で、現段階では彼らから異常は見られないという。また、同省3件の感染例からは関連性は確認されていない。

このほか、3日には上海市の病院で咳や発熱などの症状を訴えていた男性が死亡した。男性は鶏やアヒルを運送する仕事に携わっており、その関係で江蘇省から上海市を訪れていたと思われる。現在、上海市の衛生関連当局は、男性がH7N9型鳥インフルエンザウィルスに感染していなかったか検査を進めている。(翻訳・編集/内山)

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