増えすぎたサルが自然を破壊、入園者を襲撃=「サルの一人っ子政策」導入か―貴州省貴陽市

Record China    2013年4月4日(木) 14時17分

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1日、中国・貴州省貴陽市の黔霊山公園のサルが増えすぎたため、避妊薬を供与する議論が浮上している。同メディアは「サルの一人っ子政策」と評している。写真は黔霊山公園のサル。

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2013年4月1日、中国・貴州省貴陽市の黔霊山公園のサルが増えすぎたため、避妊薬を供与する議論が浮上している。金黔在線の報道。

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3月30〜31日の2日間、貴州省貴陽市の公衆環境教育センターは専門家、ネットユーザー、学生、環境保護活動家、サルの飼育者らを集め、黔霊山公園の生物多様性に関する科学的考察会を実施した。

問題となっているのは増えすぎたサルの被害だ。現在では600頭と黔霊山公園の受け入れ能力を超える数になっているため、森林の植生が破壊され、また入園者がサルに襲撃される事件も増えている。

考察会に参加した貴陽市市民の李(リー)さんは、サルは入園者にも人気であり、排除するべきではないとした上で、エサに避妊薬を混ぜたり、あるいは避妊手術をするべきではないかと提言した。

金黔在線はこれを「サルの一人っ子政策」として報じている。中国の一部地方では一人っ子政策の目標を遵守するため、女性に強制的な避妊手術を行うなどの問題がある。この李さんの提案もふくめ、公園のサルをどうするべきか、現在検討が進められている。(翻訳・編集/KT)

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