楽天が大連市に新たな開発拠点を開設、その他

Record China    2019年5月9日(木) 9時20分

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楽天は、遼寧省大連市に開発拠点となる楽天創研(北京)科技有限公司大連支社を開設した。写真は同支社が入居する大連市アセンダスITパークの様子。

楽天は、開発拠点となる楽天創研(北京)科技有限公司大連支社を開設した / ミニストップが大連市で現地企業とエリアフランチャイズ契約 / JALと中国宏遠グループが共同出資会社設立へ、越境ECに対応 / ブランドショップ展開のセキドが中国人人材の獲得と育成に注力。背景にインバウンド需要。

●楽天、大連市に新たな開発拠点を開設

楽天は、遼寧省大連市に開発拠点となる楽天創研(北京)科技有限公司大連支社を開設した。全世界における開発環境の拡充と優秀なテクノロジー人材の確保を目指す。2019年5月8日付で発表した。

同社は、2010年に中国での開発拠点として、北京市に楽天創研(北京)科技を15年には上海市に2拠点目となるオフィスを開設し、開発業務を展開してきた。新設する大連市の開発拠点は、中国における開発拠点の中心に据え、今後は北京・上海の開発拠点を集約するかたちでの拡大を予定する。

●ミニストップ、大連市で現地企業とエリアフランチャイズ契約

ミニストップは8日、遼寧省大連市の企業、大連三寰集団商業管理4月15日に同市でミニストップ事業を展開するためのエリアフランチャイズ契約を締結したと発表した。

大連三寰集団商業管理は、遼寧省でインフラ、不動産、小売り、サービスの多種にわたる事業を展開している三寰集団の傘下企業で小売事業を手掛ける。ミニストップは同社に対し、人材派遣を含めた経営サポートを行い、遼寧省にてミニストップと大連三寰集団商業管理有限公司のダブルブランドで店舗を展開していく。

●JALと中国宏遠グループ、共同出資会社設立に向け基本合意…ECに対応

日本航空と宏遠グループホールディングス(本社・北京市)は8日、共同出資会社「JAL宏遠」を設立し、日本発中国向け越境ECビジネスにおいて、日本企業と中国ECサイト運営会社間の商流構築をサポートするとともに、中国の購入者に越境EC商品を届ける高速一貫国際輸送プラットフォームを提供することで4月8日に合意したと発表した。

JAL宏遠は(1)日本企業と中国ECサイト運営会社間の商流マッチングおよび売買仲介(2)羽田空港隣接地に建設中の物流施設を利用した商品の保管、管理(3)輸出通関、国際航空輸送手配(4)羽田空港から北京首都空港までの航空輸送(5)北京首都空港で宏遠グループが展開する越境EC通関センターでの貨物取扱い、輸入通関、個別配送などを行う。

●ブランドショップ展開のセキドが中国人人材の獲得と育成に注力…背景にインバウンド需要

ブランドショップ「GINZA LoveLove」を展開するセキドは7日、遼寧省瀋陽市内で新幹線教育グループと業務提携を発表した。中国人の人材獲得強化のため。

新幹線教育グループにはこれまでも中国人人材の紹介を受けていたが、人材獲得の強化のため、業務提携によりセキドの人材採用計画を共有して、より多くの優秀な中国人を採用する。

セキドは8日には、上海商学院と3月に、日本企業として初めてのインターン受け入れの協定を締結した発表した。「GINZA LoveLove」で、接客や店づくり等に関する独自の教育プログラムを提供するとともに、店頭で販売業務も経験してもらう。

インバウンド需要への対応だけでなく、長期的に海外からの優秀な人材採用・教育につながることを使命と考え、優秀な人材を採用できる仕組みをつくるとともに、社員の労働環境や生活環境も向上させる考え。新幹線教育グループは市場でセキドの株式調達を進める予定。(翻訳・編集/如月隼人

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