中国軍が「台湾海峡や尖閣諸島近くの海域」で実弾演習か=当局が航海禁止を発表

Record China    2019年5月6日(月) 18時50分

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浙江省・玉環市の共産党委員会が、「軍部隊の演習のため」として、同市沖合いの広い海域を5日午前6時から10日午後6時までの期間、航海と漁業作業を禁止していたことが分かった。写真は操業についての安全検査を受ける同市の漁船。

浙江省の沿海都市である玉環市の共産党委員会が、「軍部隊の演習のため」として、同市沖合いの広い海域を5日午前6時から10日午後6時までの期間、航海と漁業作業を禁止していたことが分かった。新浪網などの中国メディアが6日付で関連記事を発表した。

対象海域は南北が最大で約200キロメートルで中国の海岸線の湾曲に合わせたブーメラン型をしており、幅は数十キロメートルほど。同市共産党委員会が所管するニュースサイトの玉環市新聞網で発表した。文書日付は5月4日だが、実際に掲載した日時は不明。

現場海域は台湾海峡の北方にあり、新浪網掲載の記事は「台湾海峡近く」と表現した。同表現を借りるなら、現場海域は尖閣諸島にも比較的近いことになる。

発表した共産党委員会は、理由について「軍部隊の定例年間演習計画による」と説明した。広い海域で航海や漁業作業を禁止したことから、実弾を用いた演習と考えられる。(翻訳・編集/如月隼人

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