違法業者の摘発が生み出した上海市の漂流ブタ=中国テレビ局が特集―中国

Record China    2013年3月25日(月) 17時33分

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24日、BBC中国語版は記事「嘉興市では以前、病死したブタを買い集める業者がいた、CCTVの番組で明らかに」を掲載した。写真は嘉興市平湖市の川面に漂流するブタの死体。

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2013年3月24日、BBC中国語版は記事「嘉興市では以前、病死したブタを買い集める業者がいた、CCTVの番組で明らかに」を掲載した。

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23日、中国中央電視台(CCTV)の番組・新聞調査は特集・黄浦江ブタ死体事件調査を放送した。今月初旬から上海市を流れる黄浦江では大量のブタの死体が漂流している。その数は1万5000頭を越え、飲料水が汚染されているのではとの不安も広がっている。

問題はなぜこれほど多くのブタの死体が漂流しているのか。上流の養豚産地で病死したブタを川に捨てているためとみられるが、ならばなぜ突然、これほど多くのブタの死体が捨てられるようになったのか。

その謎を解くカギとなりそうなのが昨年、逮捕された藩会民(ファン・フイミン)だ。藩は死亡したブタを買い集める違法業者。病死したブタでも平気で買い付け転売していた。拘禁中の藩に、逮捕とブタの死体の漂流との関係があるかと質問したところ、「100%関係ある」との答えだった。

藩以外にも死んだブタを買い付ける業者は存在し、昨年11月には董国権(ドン・グオチュエン)ら3人に無期懲役の判決がでている。董らは2年余の間に、7万7000頭超もの死亡したブタを買い付けていた。(翻訳・編集/KT)

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