故レスリー・チャンの最後の電話、マネジャーに「5分後に来て」―香港

Record China    2013年3月25日(月) 23時10分

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24日、香港の俳優レスリー・チャンの10年目の命日を前に、マネジャーへの最後の電話が再び話題になっている。写真は生前のマネジャー、フローレンス・チャン氏。

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2013年3月24日、香港の俳優レスリー・チャン(張国栄)の10年目の命日を前に、マネジャーへの最後の電話が再び話題になっている。新浪網が伝えた。

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レスリー・チャンは2003年4月1日、香港の高級ホテル「マンダリン・オリエンタル」から投身自殺を図り、46年の人生を終えた。この日はもともと、マネジャーだったフローレンス・チャン(陳淑芬)氏と食事の約束をしていた。当日、チャン氏の携帯にレスリーから電話があり、「この機会に、香港をよく見ておきたいんだ」と語る彼に嫌な予感を覚え、チャン氏はすぐタクシーに乗ってホテルへ急行。向かっている途中、レスリーから再び電話が入り、「5分後に正面入り口で待ってて。すぐ行くから」と言われた。ホテルに到着した時、何かが落ちるような大きな音がして、交通事故かと思ったという。

すぐレスリーに電話したが、その時にはもう通じず。レスリーを搬送する救急車をそのまま追いかけて病院へ行き、「私の友人かもしれない」と医師らに事情を説明。そして、レスリー本人と確認した。ホテル到着直前の通話が、最後の声となった。

レスリーを死に追い込んだ原因には諸説ある。体調不良で思うまま演技できないジレンマ、当時の恋人男性との不仲、映画監督の夢に障害が多かった、など。しかし直接の原因は謎のままだ。

チャン氏は1981年からレスリーのマネジャーを務め、すでに家族同然の間柄だった。長年の付き合いで一度もケンカしたことなく、不満があれば口に出し、話し合っていたという。レスリーの突然の死後、何度も彼の夢を見たと話している。(翻訳・編集/Mathilda

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