韓国を訪れる中国人が増加、日本人を初めて上回る―韓国メディア

Record China    2013年3月21日(木) 22時58分

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21日、韓国を訪れる中国人観光客が今年になってから急増している。これとは対照的に、円安などによる影響を受け、日本人観光客が急減している。写真は済州島で買い物する中国人観光客。

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2013年3月21日、韓国・聯合ニュースによると、韓国を訪れる中国人観光客が今年になってから急増している。これとは対照的に、円安などによる影響を受け、日本人観光客が急減している。中国新聞社が伝えた。

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韓国観光公社は20日、「航空便により入国する外国人を基準とした場合、2月に訪韓した中国人は前年同月比約65%増の延べ21万9400人に達した。今年1−2月に訪韓した中国人は前年同期比約41%増の延べ37万5100人に達した。入国者全体に占める中国人の比率は、昨年2月の18.8%から今年2月の29.5%に上昇した」と発表した。

これとは対照的に、今年訪韓した日本人は急減し、昨年1−2月の延べ51万7600人から今年の延べ40万7600人に減少した(約20%減)。日本人が入国者全体に占める比率は、昨年2月の40.1%から今年2月の28.1%に低下した。航空便により入国した外国人を基準とした場合、中国人観光客数は先月、初めて日本人観光客を上回ったことになる。

日本人観光客の急減の主因は円安と分析されている。関連データによると、円安が始まった昨年9月より、訪韓する日本人観光客が大幅に減少した。昨年8月の日本人観光客数は延べ32万4600人であったが、9月には延べ29万5500人、12月にはさらに延べ21万6200人に減少した。

中国人の海外旅行の主な目的地は、東南アジア・日本・韓国の順であったが、最近は尖閣諸島問題を受け、韓国を選択する中国人観光客が増加している。また、2月は中国の春節(旧正月、今年は2月10日)であったため、長期休暇中に訪韓する中国人が急増した。(提供/人民網日本語版・翻訳/YF・編集/TF)

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