<中国人実習生殺傷事件>「言葉も分からず孤立感」、制度めぐり日中に波紋―日本華字紙

Record China    2013年3月18日(月) 18時30分

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18日、日本の華字紙・中文導報(電子版)は、広島県江田島市のカキ養殖業「川口水産」で従業員ら8人が殺傷された事件で「外国人実習生、研修生の置かれた状況に日中双方が注目している」と伝えた。写真は研修生の書類を確認する江蘇省公証所関係者。

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2013年3月18日、日本の華字紙・中文導報(電子版)は、広島県江田島市のカキ養殖業「川口水産」で従業員ら8人が殺傷された事件で、殺人容疑などで逮捕された中国人技能実習生・陳双喜(チェン・シュアンシー)容疑者が「言葉も分からず心理的な危機に陥っていた。外国人実習生、研修生の置かれた状況に日中双方が注目している」と伝えた。

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陳容疑者の動機は依然不明だが、陳容疑者は職場で唯一の中国人で、日本語も話せず孤独を感じていたとみられる。

今回の事件は日本社会と在日華人社会に波紋を広げ、研修生制度についての議論も高まっている。研修生の一部は「陳容疑者の行為は犯罪だが、孤独でおかしくなった心理は理解できる部分もある」と指摘。また、日本に来て3年目になる研修生の1人は「研修生になるには心理的な素質が重要になる。私は中国にいた時、母親に日本へ行く目的をはっきり説明して許可を得た。しかし、一部の研修生が心理的に不安定になり、帰国したのも見てきた」と話した。(翻訳・編集/AA)

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