<レコチャ広場>「大気汚染で病気になるのが怖い」中国に来た留学生たちの心の声―中国

Record China    2013年3月15日(金) 7時20分

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14日、重要な政策が決まる1年に1回の両会、特に今年は新指導部が誕生する重要な年であり、世界中が注目している。そんな中、環球網は中国に来た留学生に中国に対する印象について聞いた。写真はスモッグに覆われた中国の街。

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2013年3月14日、重要な政策が決まる1年に1回の両会(全国人民代表大会・全国政治協商会議)に世界中が注目している。特に今年は10年に1度の指導部交代があるため、代表委員らの一挙手一投足、あらゆる発言や政策から目が離せない。そんな中、環球網は「世界から見た両会」という特集を組み、陝西師範大学に通う韓国、アメリカ、フランスから来た留学生数名にインタビューを行った。短い人は中国に来てまだ5日、長くても半年で、「両会」のことを詳しく知っている人はいなかった。網易新聞が伝えた。

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外国人が両会で発言することは叶わなくとも、中国社会の問題に関しては、岡目八目というように、当事者である我々中国人よりも、第三者である外国人の方がはっきり見えるのかもしれない。韓国の留学生は「中国は交通ルールの整備が不十分で、ルールを守らない人が多くて危険である」と感じている。アメリカの留学生は「中国は人口が多すぎる。経済の発展にとっても、世界の他の国にとっても大きな圧力になっている」と言う。フランスの留学生は「貧富の格差が大きい。フランスにはそれほど格差はなく、皆概ね同じ生活を送っているが、中国は違う。また、中国は今重要な改革の時期にあり、周辺国家との領土争いは深刻な問題だ」と話す。記者のとある香港の友人は「何よりも中国の社会問題に注目している。中国の経済は飛躍的な成長を遂げたが、生活が一向に改善されていない人はまだまだ多い。特に農村部で生活する人々だ。また、急速な成長にはインフレの問題も付きまとう。貧しい人にとっては、日常生活を送ることがどんどん難しくなっていく。貧富の差と貧困が社会の矛盾を生む。両会でこれらの問題への対策が議論されることを望む」と話した。

慣れない外国での生活では、不安に感じることも多い。アメリカの留学生は言葉の壁が不安だと言う。韓国の留学生は「病気になって病院に行く時が心配だ」と話す。また、留学生らは申し合わせたように「中国の大気汚染は深刻な問題」だと話していた。「大気汚染が一番心配。病気になるのではないか、怖くてたまらない」と不安がっていた。(翻訳・編集/XC)

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