中国の若き創業者ランキング、最年少は20歳=新型製造業での創業が活発―米誌

Record China    2013年3月13日(水) 22時30分

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13日、米フォーブス誌によると、中国は新エネルギー・クリーン技術・バイオ医薬などの分野の若き創業者が依然として不足している。写真は2011年12月北京市で行われた創業者関連のイベントでスピーチする華住酒店集団の季[王奇]CEO。

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2013年3月13日、京華時報の報道によると、米フォーブス誌・中国語版が今月11日に発表した「中国の30歳以下の創業者30人」によると、中国の新型製造業でも創業の注目株が現れ始めているが、米国の同年代の若き創業者と比べると、新エネルギー・クリーン技術・バイオ医薬などの分野の若き創業者が依然として不足している。

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■中国最年少の創業者は20歳

同ランキングに入選した30人の若き創業者のうち、10人が29歳の上限に達した。これは来年の同ランキングに、多くの新顔が登場することを意味する。同ランキングのうち7人が27歳で、入選者の平均年齢も27歳だ。また入選した若き創業者のうち、中国最年少の季逸超(シウ・イーチャオ)氏(IT商品の開発を行うPeak Labs実験室の創設者)は20歳で、米国最年少の創業者は17歳であった。

■中国の若き創業者が直面する課題

フォーブス誌は、2012年の経済環境は、中国の若き創業者にとって楽観的なものではなかったとした。若き創業者は、キャッシュフローと収益性に注目するようになった。中国通販サイト最大手・淘宝網で成長した若きブランドは課題に直面しており、早期の荒削りな創業方式は同プラットフォームで生存できなくなった。資金面の実力を持たない多くの零細企業は倒産の危機に瀕しており、オフラインの生産能力もしくは販売ルートを持たないブランドは、成熟したブランドの攻勢を受け後退している。同時に、若き創業者の融資獲得が困難になっている。

■新型製造業、創業の注目株に

今年の若き創業者のうち、新概念の製造業が注目されている。SeeedStudioの創業者の潘昊(パン・ハオ)氏、仏山阿里順林業の創始者の林佐義(リン・ズオイー)氏、泛普ナノ科技公司の創始者の張妍(ジャン・イエン)氏などがその代表だ。うち潘昊氏のSeeedStudioは、世界で急台頭中の「オープンソースハードウェア」を手がけており、すでに世界トップ3のメーカーに成長している。しかし中国には、バイオ医薬・新エネルギー・クリーン技術の若き創業者がいない。

■中国の創業、安価で大量の労働力に依存

中国セキュリティソフト最大手・奇虎360の創始者である周鴻●(ジョウ・ホンイー、●=示へんに韋)氏は、「米国の上場企業には台頭したニューフェイスが多いが、上場に成功する中国の若き創業者は少ない」と指摘した。

また、華住酒店集団の季[王奇](ジー・チー)董事長兼CEOは、「中国と米国の最大の違いは、市場の違いにある。米国は技術とイノベーションを重視する市場であり、米国の若き創業者の成功には市場の先天的な優位性がある。中国の創業者が市場から受ける最大の利益は、安価で大量の労働力と、新興サービス業の需要の目覚めだ」と分析した。(提供/人民網日本語版・翻訳/YF・編集/内山)

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