全人代で論議始まった「中国国務院の構造改革案」で、国民の議論も白熱―英メディア

Record China    2013年3月12日(火) 2時33分

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10日、第12期全国人民代表大会(全人代)第3回全体会議で政府機関の構造改革案が提出され、中国のネット上でも議論が白熱している。写真は鉄道部廃止の報道を受け、鉄道部庁舎前で記念撮影をする人々。

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2013年3月10日、英BBC中国語サイトによると、第12期全国人民代表大会(全人代)第3回全体会議で政府機関の構造改革案が提出され、中国のネット上でも議論が白熱している。

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構造改革案には鉄道部の廃止や衛生部と国家人口計画出産委員会の統合、新たな国家食品薬品監督管理総局の設立、国家海洋局の再編などが含まれる。国務院を構成する27部門が25部門に減るほか、部(省)級機関が4部門減る計画となっており、とりわけ鉄道部の廃止が注目されている。

中国の2大SNSの1つである騰訊(Tencent)微博(ミニブログ)では「さらば、鉄道部よ!」と題する特設サイトを設けており、すでに47万回もの書き込みが行われている。

鉄道業界は国民生活と関係が深いこともあって「鉄老大」と呼ばれるほど政治の世界でも大きな力を持っているが、2011年に浙江省温州市で高速鉄道事故が起きたほか、鉄道部上層部の汚職が次々に発覚したことなどで批判的な見方が強まっており、「改革が名ばかりになりやしないか」「運賃にどう影響するのか」など関心が集まっている。(翻訳・編集/岡田)

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