2013年3月7日、今月公開の香港映画「葉問：終極一戦」から、Twinsのジリアン・チョン（鍾欣桐）が出演するシーンのスチール写真が公開された。新浪網が伝えた。

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アンソニー・ウォン（黄秋生）主演の同作は、中国で今月22日から公開予定。今月17日に開幕する第37回香港国際映画祭では、オープニングフィルムに選ばれている。

タイトルにある「葉問」とは、カンフーの一派・詠春拳の達人で、ブルース・リーの師匠としても知られるイップ・マン（葉問）を指している。彼の生涯を題材にした作品はここ近年でブームが続いており、2008年のドニー・イェン（甄子丹）主演映画「イップ・マン 序章」を皮切りに、続編の「イップ・マン 葉問」、2009年の「イップ・マン/誕生」、現在公開中のウォン・カーウァイ（王家衛）監督作品「ザ・グランドマスター/一代宗師」などがある。「葉問：終極一戦」は一連のブームを締めくくる最新作。中国・広東省から香港へ移住してきたイップ・マンの老年期、1950〜70年代の姿を描く異色作だ。

香港でイップ・マンに弟子入りした少女役で、人気ユニットTwinsのジリアン・チョンが出演している。公開された映画スチールでは、修行に励む可憐な姿が映し出されている。4年前から個人的にカンフーを習い始めたというだけに、映画もすべて代役なしで演じた。共演したアンソニーについては、「役者として、先生のような存在。役に入り込むのが早く、この映画では深く学ばせていただいた」と語る。歯に衣着せぬ攻撃的な発言で、世間には怖いイメージを与えているアンソニーだが、彼女の絶賛には「僕なんか、先生になる資格がない」と盛んに照れていた。（翻訳・編集/Mathilda）