Record China 2019年4月6日(土) 8時10分
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日立造船は5日までに河北省保定市と江蘇省徐州市のごみ焼却発電プラント(関係予想図)向け工事を受注した。2018年度は中国向け受注が過去最多になった。
日立造船が河北省保定市と江蘇省徐州市のごみ焼却発電プラント向け焼却炉設備工事を受注。中国向け受注が年度過去最多に / 日産自動車が中国デザインセンターを北京から上海に移転 / 「イオン深セン丹竹頭店」がオープンで中国総合スーパーがグループ56店舗に / フジ・スタートアップ・ベンチャーズとポニーキャニオンがアジア圏インフルエンサーマーケティングのカプセルジャパンに出資。
●日立造船、河北省と江蘇省の焼却発電プラント工事を受注―単年度として中国から最多の受注
日立造船は2019年4月5日付で、河北省保定市の中節能(保定)環保能源からごみ焼却発電プラント向け焼却炉設備工事を受注したと発表した。
プラントは1炉構成で処理能力は1日あたり1000トンで、1炉あたりの規模として中国最大。発電能力は25メガワット。日立造船は焼却炉などの設計および火格子など主要機器供給、さらに機器据付・プラント試運転時の技術指導サービス業務を行う。完工は2020年。日立造船によると、中国向け受注は2018年度、同件を含め7件で過去最多。累計実績は23件になった。
日立造船は同日、江蘇省徐州市のごみ焼却発電業者の徐州〓盛潤環保能源(〓は「品」の「口」を「金」に代える)からごみ焼却発電プラント設備工事を受注したことも発表した。
プラントは、1日当たり処理能力が750トンのストーカ式焼却炉を3基備え、処理能力は計2250トン。発電出力は500メガワット。最終ロット機器納期は19年12月。日立造船は焼却炉設備関連の設計、主要機器供給、据付・試運転時の技術指導サービス業務を行う。
●日産自動車、中国デザインセンターを北京から上海に移転
日産自動車は、世界に5拠点ある同社デザインセンターのひとつ、「日産デザインチャイナ」を北京から上海へ移転する。
日産は2005年に上海でデザインオフィスを開設。11年には北京に日産デザインチャイナを設立し、2013年に規模を拡大した。移転先である上海の新デザインセンターには現在約50名のデザイナーが在籍し、2020年までに80名に増員することを予定する。
●「イオン深セン丹竹頭店」がオープン、グループの中国総合スーパーが56店舗に
イオン華南商業12日に、9店舗目となる「イオン深セン丹竹頭店」(以下、当店)を広東省深セン市にオープンする。同店は、中国のデベロッパーが運営するショッピングセンター「星悦天地」の核店舗になる。
イオン華南は2012年以降、深セン市外の恵州、東莞エリアでの店舗開設に注力してきた。深セン市内では6年ぶりの総合スーパー出店になる。イオングループの中国(香港を含め)における総合スーパーは56店舗になる。
●FSVとポニーキャニオンがアジア圏インフルエンサーマーケティング展開のカプセルジャパンに出資
フジ・スタートアップ・ベンチャーズ(FSV)は5日、ポニーキャニオンと共同で、カプセルジャパンが行う第三者割当増資を引き受け、同社に出資致したと発表した。
カプセルジャパンは、台北、香港、上海ほか東南アジアにおいてインフルエンサーマーケティング事業を手掛けている。同社は台湾を中心に東南アジア・中華圏で500人以上のクリエイターと3000本以上の動画タイアップの実績があるという。
FSVはフジ・メディア・ホールディングス(FMH)傘下で、FMHグループとの事業シナジーが見込まれるスタートアップ企業への投資を行ってきた。(編集/如月隼人)
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