北朝鮮の停戦協定「白紙化」、米に和平協定迫る意図=中国専門家が指摘―中国メディア

Record China    2013年3月7日(木) 6時31分

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6日、北朝鮮が朝鮮戦争の停戦協定を「白紙化」すると表明したことについて、中国の専門家はこのほど「北朝鮮は停戦協定(白紙化)と引き替えに、米国に和平協定の締結を迫る考えだ」と指摘した。資料写真。

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2013年3月6日、国際在線によると、北朝鮮朝鮮戦争の停戦協定を「白紙化」すると表明したことについて、中国共産党中央党校国際戦略研究所の張[王連]瑰(ジャン・リエングイ)教授はこのほど「北朝鮮は停戦協定(白紙化)と引き替えに、米国に和平協定の締結を迫る考えだ。国連安保理の制裁決議案に対する抗議と不満も含まれている」と指摘した。

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それによると、「白紙化」表明の意図について、張教授は「北朝鮮は長く米国を対話のテーブルに着かせようとしてきたが、一貫して拒絶されてきた。『白紙化』を表明することで、さらに一段階強い圧力をかけるつもりだろう。一方で、3度目の核実験以降、各国による制裁圧力が強まり、近く安保理決議案も採択される見通しだ。不満や対抗意識の表れに過ぎず、注目するに値しない」と語った。

また、北朝鮮と米国の和平協定締結について「米国はあらゆる手段を使って北朝鮮に核放棄を迫る見通しだ。放棄前の締結は考えられず、北朝鮮の目的も達成は難しいだろう」と予測した。(翻訳・編集/AA)

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