中国の治安維持費、3年連続で軍事費を上回る=2013年度の予算は11兆円―香港メディア

Record China    2013年3月6日(水) 18時57分

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5日、中国・北京市で第12期全人代第1回会議が開幕した。香港メディアは同日、中国の予算報告を引用しながら「2013年度の中国では、国内の治安維持費が再び軍事費を超えた」と報道した。写真は5日に開幕した第12期全人代第1回会議。

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2013年3月5日、中国・北京市で第12期全人代第1回会議が開幕した。香港メディアは同日、中国の予算報告を引用しながら「2013年度の中国では、国内の治安維持費が再び軍事費を超えた」と報道した。ラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)中国語版サイトが伝えた。

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社会治安を守るための安定維持費は、長きにわたって国内のインターネットで批判の的となっている。彼らは、中国共産党が国家予算を使って、党の敵対勢力や党組織にたてつく集団を鎮圧していると考えているからだ。

香港メディアの報道によると、治安維持費に相当すると考えられる「公共安全予算」は、2013年度で7690億8000万元(約11兆4000億円)。これは軍事予算の7406億2200万元(約10兆9800億円)を超えており、2011年から3年連続で公共安全予算が軍事費予算を上回っていることになる。なお、増加幅では公共安全予算は9.59%で、軍事費の10.7%に及ばなかった。

また、記事では2010年5月の中国社会科学報の報道を引用し、実際には2009年から、治安維持費が軍事費を超える状況は続いていると指摘している。(翻訳・編集/内山

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