土地紛争取材の外国人記者を村政府トップが襲撃=外国人記者協会が抗議声明―中国

Record China    2013年3月3日(日) 20時26分

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1日、RFI中国語版は記事「独メディア記者、中国で襲撃される=北京外国人記者協会が抗議」を掲載した。写真は1日、北京市。2013年全国両会ニュースセンターの外国人プレス証発行受付。

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2013年3月1日、RFI中国語版は記事「独メディア記者、中国で襲撃される=北京外国人記者協会が抗議」を掲載した。

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2月28日、北京外国人記者協会は独メディア記者が襲撃された事件で抗議声明を発表した。27日、独テレビ局ARDのドイツ人記者3人、中国人記者2人が河北省で都市化推進に関する土地の権利をめぐる闘争を取材していたところ、複数の自動車に襲撃され、衝突されるなどの攻撃を受けた。独記者の乗った車が停車したところ、暴徒は棍棒で車の窓を割るなどの暴行を働いたという。

襲撃したグループの中には問題となっている村のトップもいたという。その後、警察が記者らを拘束。16時間にわたり記者を拘束した。警察によると、村政府側は許可を得ずして撮影し村民に対して礼を失したと主張している。この事件を取り上げた米紙ニューヨークタイムズは、中国の法律によると、外国人記者には公共の場所ならば許可なく撮影できる権利があると指摘している。外国人記者協会はこの事件を調査し、容疑者を処罰するよう中国政府に求めている。(翻訳・編集/KT)

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