昨年12月に中国で公開されたヒューマン&コメディ映画「Lost in Thailand」は、すでに興行成績13億元(約195億円)を突破。中国映画史上における最高ヒット作となった。2月8日から米国でも公開となったが、同月18日までの11日間で、興行成績はわずか5万7387ドル(約530万円)。米ニューヨーク・タイムズスクウェアの某大型シアターでは、上映回数はすでに1日1回にまで減らしている。その貴重な1回すらも、観客の姿はまばらだ。同館の従業員によると、観客は華人ばかりではないが、封切り以来ずっと人気はないという。中国の日刊紙・人民日報(電子版)は、「観る人はほとんどいない。興行は最悪」と伝えている。
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