客が与えた葉食べ、動物園のアルパカ中毒死=フライドポテトやる者も―中国

Record China    2013年2月28日(木) 0時15分

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27日、東南網によると、中国福建省泉州市の東湖動物園でこのほど、飼育されていたアルパカとレッサーパンダそれぞれ1頭が、客が与えたとみられるキョウチクトウの葉を食べて死んだ。写真はアルパカにえさをやる女の子。

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2013年2月27日、東南網によると、中国福建省泉州市の東湖動物園でこのほど、飼育されていたアルパカとレッサーパンダそれぞれ1頭が、客が与えたとみられるキョウチクトウの葉を食べて死んだ。キョウチクトウは毒性があり、同園では来場者に対し「動物にえさを与えないで下さい」と呼びかけているが、効果は上がっていないという。

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それによると、2頭が死んだのは2月中旬の春節(旧正月)連休中。飼育係が朝アルパカの飼育舎を見回ったところ、3頭のうち1頭が口から泡を吹いて倒れており、まもなく死んだ。飼育舎内には客が投げ入れたとみられるキョウチクトウの葉が落ちていた。アルパカは毒性があるキョウチクトウの葉を食べ、中毒死したとみられる。さらに数日後、レッサーパンダの飼育舎でも1頭が死に、やはりキョウチクトウの葉を食べたことが原因とみられている。

同園では人間の食べ物を動物に与える客が後を絶たず、掲示板などでやめるよう求めているが状況は改善されていない。アルパカにもフライドポテトをあげる客が少なくなかったという。(翻訳・編集/AA)

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