中国軍のサイバー攻撃は氷山の一角にすぎない―英メディア

Record China    2013年2月26日(火) 12時25分

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24日、中国人ハッカーは新しいタイプの戦争の氷山の一角でしかないと英メディアが指摘した。

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2013年2月24日、英BBC中国語サイトによると、英オブザーバー紙は24日、中国人ハッカーは新しいタイプの戦争の氷山の一角でしかないと指摘した。

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サイバー攻撃を専門に行うとされる中国軍「61398部隊」が米国で様々な企業などを対象に大規模な不正アクセスを行い情報を盗み出していると米国の各メディアが報じたが、ロシアやインド、イスラエルなど多くの国がすでにこうしたサイバー戦を専門に行う能力を持っており、軍が指揮を執ることで戦争の定義が変わりつつあるという。

元CIA長官のマイケル・ヘイデン氏は、サイバー戦争時代の到来は1945年に広島に原子力爆弾が落とされたことで核戦争の時代が到来したときと近い衝撃があると指摘している。不正アクセスされたのは米国3大メディアだけでなく、マイクロソフトやフェイスブックアップルなども次々に不正アクセスされたことを発表。しかし、米国の諜報機関も黙って見ていたわけではない。中国の政府と民間企業も2011年だけで50万回以上のサイバー攻撃を受けており、その15%が米国からのアクセスだったとしている。

専門家は、米中がサイバー戦争の中心的存在になってはいるが、いずれ協力してサイバー戦争に関する規定を設ける必要が出てくると指摘するが、各国首脳が協力して対応できるかどうか疑問視する業界関係者も少なくない。(翻訳・編集/岡田)

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