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19日、シンガポールのリー・クアンユー元首相は中国の台頭に懸念を表明し、アジアの中小国の多くが「中国がかつての“帝国”に戻ることを恐れており、自分たちが再び属国化するのではないかと心配している」と指摘した。写真は人民解放軍兵士。
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2013年2月19日、豪紙オーストラリアンによると、シンガポールのリー・クアンユー元首相はこのほど発行された伝記で、中国の台頭に懸念を表明し、アジアの中小国の多くが「中国がかつての“帝国”に戻ることを恐れており、自分たちが再び属国化するのではないかと心配している」と指摘した。人民網が伝えた。
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リー元首相は「中国はわれわれに『国の大小にかかわらず平等に接する』という。しかし、もめごとが起きれば中国は『13億人を不快にした。自分の立場をわきまえろ』というに違いない」と主張した。さらに、かつてのドイツや日本の帝国主義化を例に挙げ「米国との軍拡競争は必ず失敗することを、中国の指導者は理解していると信じている。」と語った。
また、中国の国内総生産(GDP)について「米国を超えることは間違いない」としながらも、「創造力は永遠に米国に追いつけない。中国文化は自由交流、思想競争を許さないからだ。自由民主国家にもなれない。なれば崩壊する。民主革命を求めるのは誤りだ。中国の指導者は複数政党制、1人1票の民主主義以外の方法を模索しなければならない」とした。(翻訳・編集/AA)
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