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「金持ちの観光客」と「不法移民」、海外の中国人のイメージは両極端―米華字メディア

Record China    2013年2月20日(水) 1時12分

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17日、海外での中国人のイメージは「やたらと金払いの良い観光客」と「不法移民」という両極端なイメージしかないという。写真は12年7月、深センから密航しようとして失敗した中国人。

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2013年2月17日、米華字メディアは海外の中国人には2つの奇妙なイメージがあると指摘するコラムを掲載した。以下はその内容。

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春節期間中に多くの中国人が海外に出かけた。その海外で、外国人は中国人に対してどのようなイメージを抱いているのだろう。以前、スイスの友人が「高級腕時計メーカーのパテック・フィリップ博物館で、腕時計を10本まとめ買いする中国人観光客を見かけた。店員は驚きのあまり、すぐには声も出なかった」と話していた。似たような話を新聞やネット上でも目にすることができる。彼らは「豊かになった中国」を代表しているのだ。

一方で、欧州を旅していると、粗末な服を着て片言の外国語を話す中国の不法移民をあちこちで見かける。彼らは地元警察の目をかいくぐりながら、細々と路上販売で生計を立てている。こうした不法移民も海外における中国人のイメージを形成している。彼ら不法移民のせいで、われわれ中国人は各国の入国審査で特別な「対象」とみなされているのも事実だ。

私がスペインからフランスに列車で入国する際、他の国のパスポートを持っている乗客にはまるで無関心だった係官が、私の中国パスポートについては、しつこいほど何度もチェックしていたことがあった。また、ウィーンの街中を散歩していた時に、通りすがりの中国の女性から「前から警察が来る。そっちに行くな!」と言われたこともあった。彼女は不法移民で、金持ちには絶対に見えない私のことを仲間だと思ったようだ。

「金払いの良い客」と「不法移民」。どちらのイメージも私は嫌いだ。フランス人や英国人、米国人のように、中国人として正当なイメージを獲得できる日は来るのだろうか?(翻訳・編集/本郷)

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