中国はいかに北朝鮮を“制裁”するべきか?恨まれない程度の加減を見極めろ―中国紙

Record China    2013年2月19日(火) 9時5分

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18日、環球時報は記事「もし中国が北朝鮮に“制裁”しなければ、北朝鮮は中国が恐れていると誤解する可能性がある」を掲載した。北朝鮮を制裁しつつも、前面に立って北朝鮮から敵とみなされないように配慮すべきと説いている。資料写真。

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2013年2月18日、環球時報は記事「もし中国が北朝鮮に“制裁”しなければ、北朝鮮は中国が恐れていると誤解する可能性がある」を掲載した。

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北朝鮮の核実験、核弾頭の小型化と実戦配備を進める動きに日米韓は反発する動きを見せている。欧州も同調しており、中国だけがその輪から外れるわけにはいかない。日米韓は中国の対北朝鮮政策の転換を希望しており中国に圧力をかけている。実際、北朝鮮の核開発は中国の利益を侵犯しており、中国が“制裁”しないわけにはいかない。ただ問題はどの範囲で“制裁”するか、だ。

もし中国が突出して、あるいは日米韓と完全に協調して北朝鮮を“制裁”したとしても、核開発を止められるとは限らない。ただその場合、中国が北朝鮮にとって「最大の敵」となることは避けられない。日米韓はこの展開を望んでいるだろうが、中国にとってはデメリットでしかない。

中国は北朝鮮の盟友とは言えないが、しかし自らかの国の敵になることは避けなければならない。これこそが中国の対北朝鮮政策の守るべき最低ラインである。ゆえに中国は北朝鮮を“制裁”すべきだが、それは日米韓の新たな制裁を下回るものでなければならないのだ。(翻訳・編集/KT)

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