Record China 2013年2月16日(土) 22時59分
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16日、今年の春節の長期休暇も終わりを迎え、各店舗はほくほく顔で売り上げの勘定を始めている。写真は上海を訪れた観光客ら。
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2013年2月16日、今年の春節(旧正月、今年は2月10日)の長期休暇も終わりを迎え、各店舗はほくほく顔で売り上げの勘定を始めている。北京晨報が伝えた。
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中国商務部のデータによると、旧暦の大晦日(2月9日)から旧暦1月6日(2月15日)にかけ、重点モニタリング地点となった全国の小売・飲食企業の売上高は前年同期比14.7%増の5390億元(約8兆850億円)に達した。伝統的な年越し商品が主要市場で人気を博し、無くてはならない需要(食品・衣類など)も安定的に増加した。一方で、食べ物の浪費をなくす「完食キャンペーン」の影響で、ハイエンドな飲食消費はやや冷え込んだ。
▽高級飲食店の売り上げが大幅ダウン
今年の春節、飲食市場では倹約・節約が目立ち、派手な浪費が減った。商務部の統計によると、高級ホテル・高級食材・高級酒の売り上げは大幅にダウンした。浙江省の高級ホテルの売上高は昨年の春節期間と比べて20%以上下がった。
一方で、年夜飯(年越しの食事)や家族・友人との食事など、一般的な飲食消費は盛況を呈した。春節期間、天津、湖北、上海、河南の飲食企業の売上高はそれぞれ前年同期比18.5%増、15.5%増、6.0%増、5.3%増となった。
▽電子製品の売り上げが好調
消費構造を見ると、今年は伝統的な年越し商品であるお菓子、タバコ・酒のほかに、デジタルカメラ、携帯電話、タブレットPC、一眼レフカメラといった電子製品も人気を集めた。南京市の商業施設では、iPadやiPhoneなどのハイエンドデジタル製品の売上高が前年同期比36%増となった。
家電量販店・蘇寧電器のスタッフは「春節期間中も全店舗が通常通り営業を行っている。さらに春節には特価機種の販売や割引セールなどが行われるため、春節の初日、家電の販売額は大幅に増加した」と語った。
このほか、今年の春節はバレンタインデーと重なったため、金銀の宝飾品(ジュエリー)市場も消費のピークを迎えた。商務部のデータによると、全国の小売企業の宝飾品売上高は前年同期比38.1%増となった。
▽健康・レジャー消費も人気
今年の春節休暇中、スキーや温泉、花見などのレジャーにも人気が集まった。
河北省崇礼県にある4カ所のスキー場には1日あたり2万人以上の観光客が訪れた。湖北省咸寧市の温泉施設には予約が殺到した。湖南省炎陵県には10万人あまりの観光客が訪れた。農村の景観が美しい浙江省長興県・安吉県などでも宿泊施設が軒並み満室となった。
北京、天津、上海、ハルビン、三亜など39の重点観光都市のモニタリングデータによると、春節休暇中の観光客数はのべ7600万人で、前年同期比15%増だった。
海外旅行も引き続き増加傾向を見せ、香港・マカオ・台湾およびタイ、韓国などが人気の旅行先となった。(提供/人民網日本語版・翻訳/SN・編集/TF)
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