「核実験に厳正対応」中国の習近平体制、北朝鮮政策に変化か―米華字メディア

Record China    2013年2月14日(木) 8時33分

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12日、米華字ニュースサイト・多維新聞は、「中国の習近平体制、北朝鮮政策に変化か」と題する記事を掲載し、北朝鮮の核実験強行に対する中国の対応の変化を指摘した。中国人も北朝鮮の動きに注目している。

2013年2月12日、米華字ニュースサイト・多維新聞は、「中国の習近平(シー・ジンピン)体制、北朝鮮政策に変化か」と題する記事を掲載し、北朝鮮の核実験強行に対する中国の対応の変化を指摘した。以下はその概要。

北朝鮮の核実験の5時間後、中国外交部は声明を発表し不満を表明した。中国の楊潔チ(ヤン・ジエチー)外相は北朝鮮の駐中国大使を呼び出し、厳正に対処すると述べた。06、09年の胡錦濤(フー・ジンタオ)体制時に行われた核実験への対応とは明らかに異なる。中国の北朝鮮政策が“習近平カラー”を帯びてきたことの表れだろう。

習総書記は1月29日に発表した談話で「中国は他国とともに平和推進の道を進む。各国がともに平和を目指せば、国と国との和平も可能になる」と述べた。これについて内外の関係者は、中国が北朝鮮に対する戦略的利益を維持すると認識した。しかし、中国は対極的な平和と発展について譲ることはなく、これこそが北朝鮮に対する最も重要な大局的要因となっている。

習総書記は北朝鮮政策において、胡錦濤時代と異なる構えをとっている。中国はもはや平和的環境のために北朝鮮を守ることはせず、問題解決をより一層重視している。この変化こそ中国の北朝鮮戦略が新たな段階に入ったことを示すものだ。(翻訳・編集/AA)

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