「金正恩第一書記は稀代の偉人」、旧正月の祝賀ムードで求心力高める―北朝鮮

Record China    2013年2月13日(水) 11時4分

拡大

12日、アジア各国が旧正月のお祝いムードに包まれている。北朝鮮もそうした国の1つだが、祝賀ムードが金正恩氏第一書記の忠誠心強化に利用されている。写真は2013年01月、福建省福州市で撮影。朝鮮国立民族芸術団による公演。

(1 / 6 枚)

2013年2月12日、アジア各国が旧正月のお祝いムードに包まれている。北朝鮮もそうした国の1つだが、祝賀ムードが金正恩(キム・ジョンウン)第一書記への忠誠心強化に利用されていると、シンガポール華字紙・聯合早報(電子版)が伝えた。

その他の写真

朝鮮労働党機関紙・労働新聞は、旧正月を伝える記事の中でも金第一書記を「稀代の偉人」と称え、「命をかけて忠誠を尽くせば、必ず良い結果が生まれるだろう」と記している。北朝鮮は前年末まで、前最高指導者だった金正日(キム・ジョンイル)総書記の追悼ムードに包まれていたが、この旧正月を境に、その継承者である金正恩第一書記への絶対服従、忠誠心を高める流れを押し出している。

旧正月は北朝鮮では盛大に祝われる行事であり、首都・平壌でも「金日成広場」や「平壌体育館前広場」、「党創建記念塔広場」など多くの場所で様々なイベントが催される。続く16日は金正日総書記の生誕記念日。国営メディア・朝鮮中央通信は「万寿台の金日成・金正日親子像や壁画の前で新年の挨拶をし、最高の敬意を表そう」と伝えている。(翻訳・編集/岡田)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携