スモッグに覆われていた中国各都市の大気汚染は著しく改善―米メディア

Record China    2019年3月7日(木) 19時40分

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5日、米CNNはこのほど、「最新の報告によると、インドは世界で最も大気汚染の深刻な10都市のうち7都市を占めているが、これまでスモッグに覆われていた中国の都市では著しい改善が見られている」と伝えている。写真は北京。

2019年3月5日、中国メディアの環球網は、米CNNが「最新の報告によると、インドは世界で最も大気汚染の深刻な10都市のうち7都市を占めているが、これまでスモッグに覆われていた中国の都市では著しい改善が見られている」と伝えていることを紹介した。

記事によると、CNNは5日、「大気汚染の実態を監視する民間機関のAirVisualによると、インドの首都ニューデリーの郊外にあるグルグラムは2018年に世界で最も大気が汚染された都市であり、米環境保護局(EPA)が定めた汚染の程度を示す指標空気質指数(AQI)の18年の平均は135.8で、EPAが『良好』と定める値の約3倍だった」と伝えている。

また「中でも状況が深刻なのは南アジアで、ワースト20の中ではインドとパキスタン、バングラデシュが18都市を占めた。だが大気汚染は世界的な問題であり、報告書に挙げられた3000都市のうち、微小粒子状物質PM2.5濃度が世界保健機関(WHO)の年間基準値を超えていたのは全体の64%に上っている」と伝えた。

一方で、「せめてもの救いは中国だ」とし、「報告書によると、世界の大気汚染の『典型』だった中国では平均濃度が前年より12%下がり、首都北京は、大気汚染防止のための協調的な努力の結果、ワースト100から姿を消した」と伝えているという。(翻訳・編集/柳川)

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