巨匠ジョニー・トー監督が描く人間心理、債務危機を題材にした「奪命金」が日本公開!

Record China    2013年2月9日(土) 14時16分

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9日、ギリシャ債務危機を背景に、香港を舞台に描いた映画「奪命金」が新宿シネマカリテほか全国順次公開される。

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2013年2月8日、記憶に新しい2010年に起こったギリシャ債務危機は、世界中の金融市場を混乱させた。ギリシャの財政危機の本質は、前政権のいい加減なバラマキ財政政策にある。世界および国民に対してごまかしてきたことで、信用不安が起こったのだ。

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このギリシャ債務危機を背景に、香港を舞台に描いた映画が2月9日より新宿シネマカリテほか全国順次公開される。それが「奪命金」(だつめいきん)だ。「冷たい雨に撃て、約束の銃弾を」など世界的に高い人気を誇るジョニー・トー監督が、大きな金融の世界に振り回される香港の一般市民、刑事夫婦、銀行員、やくざの三者三様を点として描きながら、最後には線としてつながる演出で人々の悲喜こもごもな運命を描いている。

「奪命金」は題名のごとく、金によって人々の命や運命が翻弄されることだが、これまでの“金融”側から描いた「ウォール街」や「マネートレーダー/銀行崩壊」などの作品とはひと味違い、リアルに感じることは間違いない。(編集/ENE)

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