Record China 2013年2月7日(木) 15時32分
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5日、米国の新聞社やメディアに対する違法アクセス・攻撃が続いているが、アクセス元の多くは中国やロシアだという。資料写真。
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2013年2月5日、米ラジオ放送ボイス・オブ・アメリカ(VOA)中国語サイトによると、米国を代表する新聞社ニューヨーク・タイムズ、ウォール・ストリート・ジャーナル、ワシントン・ポストの3社が中国のハッカー(クラッカー)によってサーバーに違法アクセスされたことを伝えたが、同様の事例はすでに5年も続いていることを専門家が明かした。
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専門家によれば、違法なアクセスや攻撃を受けているのは主要3社に限ったことではなく、米国のほぼすべてのメディアが違法なアクセス・攻撃を受けているという。その中にはアクセスや攻撃に気づいていなかったり、気づいても公表しなかったりすることも多い。ボイス・オブ・アメリカもハッカーによってサーバーに侵入されたことがあるとし、特にチベット語番組の担当者はPCへの違法アクセスを防ぐ作業が日課となっている状態で、新聞社のケースと同様にアクセス元は中国だという。
ネットワークセキュリティーを専門とするSANS社のアラン・パーラー代表は、違法アクセス元の多くは中国とロシアだと指摘。活動が活発になっている中国のハッカーは技術的に未熟で痕跡を見つけやすいが、同様に活動活発なロシアのハッカーはアクセスの痕跡を残さないことが多いという。
また、違法アクセスを防ぐには既存のファイヤーウォールやウイルス対策ソフト、侵入検知システムでは不十分で、必要なのは道具ではなく技術だと指摘し、企業は問題が起きる前にあらかじめ専門の技術者を配置する必要があるとしている。(翻訳・編集/岡田)
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