韓国を悩ます「ごみ問題」、原因は中国にあった―米メディア

Record China    2019年3月6日(水) 9時30分

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3日、環球網は、「韓国を悩ませるごみ問題、原因は中国にあった」とする米CNNの報道を取り上げた。写真は韓国。

2019年3月3日、環球網は、「韓国を悩ませるごみ問題、原因は中国にあった」とする米CNNの報道を取り上げた。

記事によると、CNNは同日の報道で、「韓国のごみ処理はこれまで、回収、燃料としての加工、焼却の3方式に分けられていた」と説明。ただ、スモッグの深刻化を受けた韓国政府が焼却施設への監督を強化した結果、11年に611カ所あった施設は18年に395カ所にまで減り、処理しきれなかった廃棄物は中国に輸出せざるを得なかったそうだ。

記事は「良い状況は長く続かなかった」として、中国が17年にごみ輸入禁止令を出したこと、18年4月には禁止対象が拡大されたことを説明。CNNは「中国側のこうした措置により韓国のプラスチックごみの対中輸出は90%減った」とし、「韓国の路上にはごみがあふれ始めた」と指摘した。

慶尚北道義城郡には韓国の「ごみ危機」を映し出すごみの山があり、08年から規模を増し始めたこの山の「整頓」を18年に裁判所が求めた時には問題解決がすでに難しい状況だったという。

記事は関係者が「地元にごみ処理場ができることを期待しているが、全てのごみを処理するには少なくとも5年かかる」とコメントしたことを紹介するとともに、日本メディアの報道を引用する形で「こうした問題は韓国に限らない。中国がプラスチックごみなどの輸入を禁止して以降、日本や欧米諸国も引き取り手探しに苦労している」と伝えた。(翻訳・編集/野谷

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