“汚染”を持ち込んだ中国人農場主=裁判所が土地貸借契約破棄の判決―ロシア

Record China    2013年2月4日(月) 6時20分

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1日、ロシア・ノーボスチ通信は記事「ロシア沿海地方の中国人農場主、耕地汚染で罰金1億5800万ルーブル」を掲載した。短期的に利益をあげようと大量の化学肥料を投与する問題があったという。写真は海南省の農薬散布。

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2013年2月1日、ロシア・ノーボスチ通信は記事「ロシア沿海地方の中国人農場主、耕地汚染で罰金1億5800万ルーブル」を掲載した。

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1日、ロシア連邦獣医・植物衛生監督庁は、中国人農場主が耕地貸借契約を解除させられたと発表した。これはパルチザンスク市裁判所が判決を下したもの。中国人農場主が農薬を不適切に使用したことにより耕地を汚染したとして、パルチザンスク市財産管理局と中国人農場主の耕地107ヘクタールの貸借契約が破棄された。また罰金1億5800万ルーブル(約4億8400万円)の支払いが命じられた。

沿海州で農場経営に従事する中国人の数は年々増加している。労働力不足に苦しむロシアにとっては福音のはずだがマイナス面もある。短期的に利益をあげようと大量の化学肥料を投じて、農地を汚染させてしまうケースがあるという。ロシアの法律では耕地の検査は最短で3年1度。それ以外の検査は中毒などアクシデントが起きた場合に限られており、有効な取り締まりができないことが問題となっている。(翻訳・編集/KT)

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