Record China 2013年2月3日(日) 13時27分
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31日、旧正月の春節を迎え、故郷の家族に送金する在日中国人の便宜を図るため、セブン銀行は海外送金可能なATMを池袋の中国人向け商店に設置した。写真はその店内。
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2013年1月31日、日本華字メディア・中文導報によると、東京の池袋にある中国人向け食料品店・友誼商店に、セブン銀行が海外送金可能なATMを設置した。
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旧正月の春節を目前にして、中国の家族に送金する在日中国人が急増している。29日、レストランで働く張さんはセブン銀行のATMを利用して河南省の両親に50万円を送金。張さんによれば、来日したばかりのころは円高だったため、約800元で1万円だった。しかし、最近の円安で1万円が約600元にしかならず、ガッカリしているという。
西安から来た女子留学生の趙さんは、アルバイトで貯めた10万円を結婚間近の兄にATMで送金した。中国系銀行の職員によると、これまで在日中国人の顧客は不動産購入資金として中国に多額の送金を行っていたが、最近では中国よりも日本で不動産を購入する顧客が増えたため、その送金額も減少傾向にある。
1月29日より、中国のウエスタンユニオン提携銀行4行でネットバンキングを利用した海外送金の受取りが可能になったことから、セブン銀行は在日中国人向けのサービスとして同社のATMを、多くの中国人が利用する友諠商店に設置した。これまで中国に送金するには、送金人も受取人も身近に利用できる銀行がない場合が多く、少額の送金でも手数料は高く、銀行の営業時間は短いのに、手続きは煩雑で時間がかかった。セブン銀行のATMなら年中無休で24時間送金が可能に。多くの在日中国人が「これで送金が楽になった」と喜んでいる。(翻訳・編集/本郷)
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