Record China 2013年2月1日(金) 21時40分
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香港の俳優トニー・レオンが、地元の大学で座談会を開催。盟友のウォン・カーウァイ監督について語った。
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2013年1月31日、香港の俳優トニー・レオン(梁朝偉)が、地元の大学で座談会を開催。盟友のウォン・カーウァイ(王家衛)監督について語った。文匯報が伝えた。
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ウォン監督の最新作で、トニー・レオン主演の映画「一代宗師」が中国や香港で大ヒット公開中。31日、香港の大学で作品についての座談会を行い、約1000人の学生の前で思いを語った。
映画でトニーが演じるのは、カンフーの一派・詠春拳の達人で、ブルース・リーの師匠でもあるイップ・マン(葉問)。役づくりのため3年間も武術の修行を重ね、その後の撮影期間も3年という長丁場になった。大量のフィルムが存在するはずだが、劇場公開版はわずか140分にまでカットされており、トニーが苦労して挑んだシーンも大量に削られたようだ。
これまでウォン監督作に多数出演し、御用達俳優的な存在のトニーだが、これを理由に最近では不仲説も浮上。「彼の作品に二度と出演しない」とトニーが激怒していると伝えられる。しかし、この日の座談会でトニーは、報道を目にして「笑ってしまった」という。
「僕がそんなことにこだわる人間だと思う?監督は長年の友人だし、今の自分にとって俳優業は趣味だから」と語った。彼自身はあくまで演じる側、それを作品に仕上げるのは監督のさじ加減に任せていると話している。
来月開催の第63回ベルリン国際映画祭では、ウォン監督が審査委員長を務めるほか、同作がオープニング作品に選ばれている。現在の公開分より20分長い特別バージョンが準備されているとの噂もある。これについてトニーは、「そんなものは存在しない」と完全否定していた。(翻訳・編集/Mathilda)
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