Record China 2013年2月1日(金) 9時50分
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31日、春節のビジネスチャンスを狙い、アップル中国が各種キャンペーンを静かに開始した。写真は杭州のアップル製品販売店。
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2013年1月31日、春節(旧正月、今年は2月10日)のビジネスチャンスを狙い、アップル中国が各種キャンペーンを静かに開始した。ティム・クックCEOが先ごろ、中国市場はアップルにとって極めて重要だと初めて表明したのに続き、同社は中国市場で一連のキャンペーンを展開し、これまでの中国に対する冷淡な態度を改めた。北京晨報が伝えた。
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アップルストア(オンライン)は今年1月、着払いのサービスを開始し、北京・上海・杭州の3都市で実施中だ。アップルはまた招商銀行と提携し、分割払いのサービスを開始した。これらの中国初の動きの他に、アップルは30日、2月5日より125GB版のiPad4を発売することを発表した。iPad4にはWi−Fi版と4G版があり、米国の定価はWi−Fi版が799ドル(約7万2000円)、4G版が929ドル(約8万3700円)だ。注目すべきは、今回は中国本土でも世界と同時に発売されることだ。販売価格はWi−Fi版が6088元(約8万8000円)、4G版が7088元(約10万2000円)となっている。
海外メディアは、「この微妙な変化はアップルにとって、中国市場重視の強いシグナルだ」と分析している。確かにアップルのCEOはさまざまな場面において、中国市場の重要性を強調している。アップルがこのほど開いた社員総会で、クックCEOは「中国市場は当社にとって極めて重要だ。中国は成長中の巨大な市場だ」と発言した。アップルの前四半期報告書によると、大中華区の売上高は68億3000万ドル(約6147億円)に達した。これは前年同期比、前四半期比でも大幅な成長であり、アップルが大中華区の売上高を単独で計上したのもこれが初となった。
アップルは市場PRを滅多に行わないイメージがある。しかし、アップル中国は直営店で2月15日まで「新春創意講座」を開き、アップルユーザーに対して新春の家族写真や動画の作成方法などを指導する予定だ。また、指定された直営店では、春節期間に特設会場を設け、最も人気の高いiPhoneやiPadのゲームを提供し、さらに青少年向けの講座などを実施する。
アップルの小売店では、一部の店員がおめでたい赤色のコートを着用していた。アップルストア(オンライン)は早くから、赤色を基調とする「新年のプレゼント」の特設ページを開設している。
アップルは中国でこれまで、春節前の1カ月内のある1日を選び、一部製品の時間限定の値下げを実施している。一部のアップルユーザーは25日、この「赤色の金曜日」の喜びを自ら体験した。大幅な値下げは行われなかったが、幅広い注目を集めた。(提供/人民網日本語版・翻訳/YF・編集/TF)
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