2013年1月28日、コートジボワール代表FWを務めるサッカー選手ディディエ・ドログバが、トルコのガラタサライに移籍することが同クラブの発表でわかった。ドログバは昨夏に中国スーパーリーグの上海申花FCに移籍したばかりで、まだ契約期間を残している。中国の大手ポータルサイト・新浪（Sina）スポーツ版が伝えた。

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2012年夏、英プレミアリーグのチェルシーFCから中国スーパーリーグの上海申花FCに移籍したドログバ。2012年シーズンの後半は8ゴールという成績を残した。しかし、シーズン終盤になると、同クラブの給与未払い問題が盛んに報じられるようになる。2年半の契約で入団したドログバにも同様に、給与が支払われない状況が続いたため、同選手は国際サッカー連盟（FIFA）に信書を送って窮状を訴えたとも伝えられる。

そのため、ドログバの移籍はとくに不思議はない話。本人もまだ欧州で活躍したいとの意向があり、イタリアへ移籍する可能性も濃厚とされていた。しかし今月28日、ドログバの獲得を発表したのはトルコのプロ1部リーグ・シュペルリガのガラタサライSK。ウナル・アイサル会長の談話によると、ドログバは「ビッグクラブでプレイすることができ、興奮している」と話している。契約期間は18カ月で、欧州各メディアによってバラつきはあるが、報酬はトータルで850万ユーロ（約10億3900万円）との情報も出ている。

さて、契約期間が大幅に残っているはずの上海申花FCは、現段階ではまだこれに関する声明を発表していない。(翻訳・編集/愛玉)