Record China 2013年1月28日(月) 9時35分
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25日、環球時報は社説「北朝鮮の核危機、中国はどちらの顔色をうかがう必要もない」を掲載した。北朝鮮問題で中国は主体的な動きを取るべきではないと説いている。写真は吉林省延辺朝鮮族自治州、中朝国境。
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2013年1月25日、環球時報は社説「北朝鮮の核危機、中国はどちらの顔色をうかがう必要もない」を掲載した。
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22日、国連安保理は北朝鮮非難と制裁強化の決議を全会一致で採択した。北朝鮮は昨年12月に人工衛星を打ち上げを敢行。これが従来の制裁決議に違反していることが問題となった。制裁決議を受け、北朝鮮は核抑止力を含む自衛的な軍事力を強化するとの声明を発表。今度は核実験を実施すると示唆している。
これは中国にとっても厳しい状況だ。今や朝鮮半島非核化の目標は大きく遠のいた。さらに朝鮮半島において日米韓との外交的バランスを追求するという狙いも実現は難しい。もはやこうなった以上、中国は気楽に構え、戦略的効果の期待値を引き下げて望むべきだろう。
実際に起きた問題に対応する形で臨み、絶対に達成するべき目標を立てないようにすべきだろう。このようにして投入したリソースと戦略的リターンとのもっともいい配分、中国にとっての実利を狙うのだ。具体的にはまず「朝鮮半島非核化」を唱えるポジションを保つことになる。そこから各国の主張にあわせ、中国も姿勢を変化することが可能になるだろう。
こうすることで中国は戦略的な身軽さを手にすることができる。北朝鮮、あるいは日米韓のどちらかの主張にとらわれるようなことがあってはならない。たとえば北朝鮮が核実験を断行したならば中国は長年の友好国などという関係にとらわれずに援助を削減すればいい。もしそれで北朝鮮が怒ったとしてもほうっておけばいいのだ。(翻訳・編集/KT)
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