韓国がインドネシアに12億ドル規模の潜水艦輸出へ=韓国ネット「誇らしい」「日本は悔しいだろう」

Record China    2019年2月20日(水) 12時0分

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19日、韓国・中央日報は「大宇造船海洋が進めている12億ドル規模の対インドネシア潜水艦輸出計画が秒読みに入った」と報じた。写真はインドネシア。

2019年2月19日、韓国・中央日報は「大宇(テウ)造船海洋が進めている対インドネシア潜水艦輸出計画が秒読みに入った」と報じた。総契約規模は12億ドル(約1329億円)に達するという。

記事は、軍事安保専門ウェブメディア「HIS Jane’s 360」の報道を引用。インドネシア海軍が韓国海軍の「張保皐(チャン・ボゴ)」(1200トン級)を改良した1400トン級潜水艦3隻の導入を決め、交渉の最終段階に入ったと伝えている。防衛産業業界では来月中に契約がまとまるものと期待されている。大宇造船海洋は昨年10月にインドネシア国営PT PAL造船所に技術協力センターを設置し、同造船所と企業連合組成の協約を結んでいるという。

インドネシアは2011年の潜水艦導入事業でも、大宇造船海洋と11億ドル規模の契約を結んでいる。記事は「その点も今回の交渉で有利に作用した」としている。今回の事業を大宇造船海洋が受注すれば、インドネシア海軍が導入を決めた潜水艦12隻のうち半数の6隻を韓国製が占めることになる。政府関係者は「インドネシア防衛産業の輸入はロシアへの依存度が高いが、潜水艦は韓国の技術力が高く評価されている。政府レベルで防衛産業外交を後押していく」とコメントしている。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「これが韓国国防の力。誇らしい気分だよ!」「うれしいニュースだ。実現を祈ります」「防衛産業は国力の象徴だし、技術の波及も大きい。積極的に育成すべきだ」「日本は悔しいだろうな」「インドネシアやタイでは日本車が人気で7割以上を占めているはず。潜水艦や航空機を輸出し協力して生産できれば快挙だよ。政府の外交的な後押しもあっただろうね」などの喜びの声が挙がっている。

一方で、「既に取引があった件の追加注文なのに、政府の手柄みたいに(笑)。むしろ、政府は戦闘機事業をフイにしたよね」「雇用を創出すると言って54兆ウォンをつぎこんだのに、逆に雇用を減らした大統領。そのお金があったらこんな潜水艦がたくさん造れたよ」などとするコメントも多く寄せられている。(翻訳・編集/麻江)

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