Record China 2013年1月25日(金) 9時46分
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24日、年末年始にかけて、日本企業が山東省青島市を相次いで訪問し、青島市との実務的な経済貿易協力の拡大からビジネスチャンスを見出そうとしている。写真は青島市の街に掲載された投資に関する広告。
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2013年1月24日、イオングループは現在山東省青島市で2億4000万元(約33億8000万円)を増資し、100店舗開設を計画している。そしてこのほど、山東省に1店舗目となるセブンイレブン旗艦店がオープンした。また、大手株式会社が青島研究開発拠点プロジェクトを視察し、さらに初の中国青島市―日本さぬき市経済貿易協力商談会が開催された。年末年始にかけて、日本企業が山東省青島市を相次いで訪問し、青島市との実務的な経済貿易協力の拡大からビジネスチャンスを見出そうとしている。人民日報海外版が伝えた。
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◆日本企業 青島市に増資
イオングループは2012年11月、青島市で食品スーパー・マックスバリュを展開することを決定。イオングループは同市ですでにジャスコとミニストップを開設しているが、これに続く同プロジェクトの投資総額は2億4000万元に達する見通しで、2020年までに同市で100店舗設立を目指している。2012年12月には世界500強企業のセブンイレブンが山東省1店舗目の旗艦店を青島市でオープンさせた。計画によると、セブンイレブンは3年以内に同市でコンビニを220店開設する予定だ。
2012年以降、日本企業は相次いで青島市での投資を拡大し、同市は外資誘致で好調な成績を記録している。化学品大手のライオン株式会社はこれまで投資してきた日用品プロジェクトを基礎とし、さらに1億ドル(約88億円)を投じ日用品科学技術プロジェクトをスタートさせた。同プロジェクトは主に口腔衛生用品を生産し、さらに研究開発センターを設立し、2013年末の竣工・稼働開始を目指している。トピー工業株式会社は鉄製ベルト(履帯)プロジェクトに2億2000万ドル(約194億円)を投じ、現在すでに建設を進めている。また、化学品メーカーのナトコ株式会社が2億元(約28億円)を投じたナトコ・ファインケミカルプロジェクトは、すでに工場建設を開始しており、竣工後の年産は3億5000万元(約49億円)に達する見通しだ。さらに、化学品大手の東レ株式会社は現地の青島即発集団と協力し、5億6000万元(約78億円)を投じて東レ医療科学技術プロジェクトを推進する。そのうち透析器プロジェクトはすでに試験生産を開始しており、人工腎臓プロジェクトも今年5月に稼働開始を予定している。
データによると、日本は青島市で3位の外資投資元となっている。2012年末現在、青島市は日本から39億ドル(約3451億円)の投資を受け、全市が誘致した外資総額の10%弱に達した。2012年の日本による投資のうち、すでに5億800万ドル(約449億円)の支払いが完了し、前年比1.6倍となった。これは全市が誘致した外資総額の27.8%の平均増加率を大きく上回るものだ。2012年に新たに批准された日本資本によるプロジェクトは51件に達し、このうち1000万ドル(約8億8000万円)以上のプロジェクトは8件に達した。(提供/人民網日本語版・翻訳/YF・編集/内山)
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