2013年1月24日、環球時報によると、安倍晋三首相の親書を携えて22日に訪中した公明党の山口那津男代表だが、習近平（シー・ジンピン）総書記との公式会見が行われないため、親書も手渡せないままでいる。

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23日夜、日本メディアは習近平総書記が山口代表一行との会見を行わず、韓国の朴槿恵（パク・クネ）次期大統領の特使と会い、親書を先に受け取ったと伝えた。韓国メディアは中国での日韓特使外交戦で韓国側が勝利したと報じている。

22日夜、安倍首相は日本のテレビ番組に出演し、今後の日中関係について「尖閣諸島の主権は日本にある」と強調したうえで、両国の関係を修復するために「戦略的互恵関係にお互い戻りましょう」と中国側に呼びかけた。「安倍首相は尖閣問題で強硬な姿勢を示しながら、日中関係を安定させようとしている」と中国の学者・呉懐中（ウー・ホワイジョン）氏は指摘している。（翻訳・編集/本郷）