Record China 2013年1月23日(水) 17時56分
拡大
22日、台湾ドラマでブレイクした俳優たちが次々と映画中心に活動路線を変更し、深刻な主役不足となっている。写真は映画「モンガに散る」より。
(1 / 8 枚)
2013年1月22日、台湾ドラマでブレイクした俳優たちが次々と映画中心に活動路線を変更し、深刻な主役不足となっている。聯合報が伝えた。
【その他の写真】
それまでの台湾ドラマで史上最高視聴率を叩き出した「ハートに命中!100%(07年)」に主演し、モデルから一転して人気俳優となったイーサン・ルアン(阮經天)。地元・台湾のドラマで人気を集めたのち、中国に拠点を移したミン・ダオ(明道)。デビュー作のドラマ「ブラック&ホワイト(09年)」でダブル主演を務め、前出のイーサンと共に同年の「モンガに散る」に出演して映画に本格転向したマーク・チャオ(趙又廷)。台湾の芸能界では、ドラマで人気に火が点くとすぐ映画界に転向、または活動拠点を台湾以外に移す俳優が多く、深刻な主役不足に悩まされてている。
台湾文化部では昨年、台湾独自のコンテンツを後押しするため、ドラマへの資金補助を開始した。3000万台湾ドル(約9200万円)程度の補助金を提供したことが明らかになっている「彩虹的那一辺」や「願嫁金亀婿」の2作品は、半年前から制作準備が進んでいる。しかし、キャストはほぼ決定しているにも関わらず、男性主人公を演じる俳優が決まらない状態に陥っている。
「願嫁金亀婿」では主演候補が二転三転している。ドラマ「流星花園〜花より男子〜」で知られるF4のヴァネス・ウー(呉建豪)は、俳優業を一時休止して音楽活動中。昨年のドラマ「向前走向愛走」で人気を集めたトニー・ヤン(楊祐寧)は映画の撮影中。頼みの綱として、男性歌手で俳優としても人気のSHOW(ショウ・ルオ/羅志祥)にオファーを送ったが、「お金持ちのおぼっちゃまを再び演じたくない」という理由で断られたという。
こうした状況により、これまで準主演級だった俳優らが出世して主演に抜擢されるも、彼らにオファーが集中してやはり人材不足は解消しなかった。新人抜擢するにしても、それで視聴率が取れるかどうかというリスクが高く、頭の痛い問題が続いている。(翻訳・編集/Mathilda)
この記事のコメントを見る
Record China
2013/1/12
2012/12/27
2012/12/25
2012/12/24
2012/12/12
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら
業務提携
Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る