マージャンは中国発祥なのになぜ日本が五輪種目入り目指す?専門家の見解は…―中国紙

Record China    2019年2月13日(水) 15時40分

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12日、広州日報は「なぜ、日本はマージャンの五輪種目入りに熱心なのか?」と題し、この件に対する中国の専門家の見解を伝えた。資料写真。

2019年2月12日、広州日報は「なぜ、日本はマージャンの五輪種目入りに熱心なのか?」と題し、この件に対する中国の専門家の見解を伝えた。

記事はまず、日本の議員が設立した「スポーツ麻雀議連」が2022年北京冬季五輪での正式種目入りを目標にしていると説明。記事によると、同紙記者が「マージャンは中国発祥なのに、なぜ日本がこれほど熱心なのかと納得できずにいる。おまけに議連が目指しているのは東京五輪ではなく、北京で開かれる冬季五輪だ。マージャンと冬季五輪には全く関連性がない」「日本が五輪種目入りに熱心なのは、日本人のマージャン好きのせいだ。日本の状況は中国と似ていてほぼ全ての人ができるかのよう」と指摘したのに対し、広州棋院の余鋼粮(ユー・ガンリアン)元院長は「なぜ日本が提案したのか。これはまさにマージャンの価値の所在を表している」と話したそうだ。

余氏は「競技マージャンの最初の世界大会は2002年に東京で開かれた。もともと中国・寧波で行われる予定だったが、訳があって東京に場所を移した。大会の結果は日本が団体と個人で優勝。広州チームは団体2位、個人5位という成績だった」と説明し、「ここ数年、特に中国の民間の努力によって競技マージャンはワールドマインドスポーツゲームズの正式種目に加わった。これはマージャンのスポーツとしての価値を示すものだ。広州は引き続き、マージャンをアピールしていく必要がある」と指摘。また、マージャンが冬季五輪の種目になるかどうかについては「半々」との見方を示し、「マージャンは中国において比較的敏感な存在。一部の人は『賭博のツール』という意識を変えることができない。しかし、これは極めて古い考え方で、中国人が発明したマージャンを他の国に渡すことと同じ」とコメントしたという。(翻訳・編集/野谷

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