Record China 2019年2月10日(日) 20時10分
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8日、台湾メディア・風伝媒は、日本の伝統的な遊びである「鬼ごっこ」がスポーツへと進化を遂げ、学校や企業などを中心に競技人口が増加していると報じた。資料写真。
2019年2月8日、台湾メディア・風伝媒は、日本の伝統的な遊びである「鬼ごっこ」がスポーツへと進化を遂げ、学校や企業などを中心に競技人口が増加していると報じた。
記事は、愛知県豊橋市にある安久美神戸神明社(あくみかんべしんめいしゃ)では毎年2月に無形民俗文化財に登録されている「鬼祭」が行われ、厄除けの儀式のほかに「鬼ごっこ大会」が行われると伝えた。
そのうえで、同県内の小学校では伝統的な鬼ごっこの遊びを進化させた競技性を持たせた「スポーツ鬼ごっこ」が出現したと紹介。7人対7人のチーム戦で、前後半各5分の間にそれぞれの陣地に置かれた宝物を奪いあい、獲得回数が多かったチームを勝ちとするシンプルなルールであるとした。
そして、「スポーツ鬼ごっこ」を始めて3年になるという中学生が「初めて組んだチームでも、作戦会議の時に仲間意識が生まれ、非常に面白い」と感想を語ったことを伝えている。
また、同県では「スポーツ鬼ごっこ」を現地のお祭りやスポーツイベントに取り入れており、現地の小学生の身体能力に優れた影響を与えていると紹介。豊橋市では体育のカリキュラムに組み入れることを検討している学校さえあるとした。
記事は「日本のスポーツ鬼ごっこ競技人口は2017年時点で約51万人いるとのこと。年々増加傾向にあり、従業員のコミュニケーション能力を向上するために研修として取り入れる企業や、イベントの一環として採用するお見合い会社なども存在する」と紹介した。(翻訳・編集/川尻)
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