下半期に入って、ようやく国産映画にエンジンがかかった。「人再●途之泰●(●=「口」の中に「ル」+「口」の下線なし、英題・Lost in Thailand)」、「一九四二」、「画皮2」、「寒戦」などが大ヒット、下半期に興行収入1億元を突破した国産映画は計15本、年間では21本に達した。このうち6本は2億元(約28億3000万円)、3本は7億元(約99億1000万円)をそれぞれ上回り、過去最高をマークした。特に「Lost in Thailand」の脅威的ヒットは、「1億元以上稼ぐのは大作の専売特許」という業界の常識を覆した。これまでの観客動員数は、「トランスフォーマー3/ダーク・オブ・ザ・ムーン」と「アバター」をしのぐ延べ3600万人を突破、興行収入約12億元(約168億5000万円)も、国産映画の最高記録を更新した。
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