動物をかたどった石像、技術力不足で発見から40年後にようやく発掘―四川省成都市

Record China    2013年1月10日(木) 19時46分

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8日、中国・四川省成都市の成都天府広場の鐘楼があった場所に考古学の専門家が集まり、同広場で出土した動物をかたどったと思われる石の像の鑑定を行った。

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2013年1月8日、中国・四川省成都市の成都天府広場の鐘楼があった場所に考古学の専門家が集まり、同広場で出土した動物をかたどったと思われる石像の鑑定を行った。成都商報が伝えた。

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鐘楼があった場所は、劇場が建設される予定で、建設前の調査で石像が発掘された。石像は長さ約3m、高さ2m近い大きさで、フォルムがはっきりしていないため、何の動物かはまだ分かっていない。

石像は最近になって発見されたものではなく、1970年代の鐘楼建設時に石像の一部が確認されていた。しかし技術的な問題で全部を発掘することはできず、鐘楼の下に埋めたままにされていた。その後2010年10月に鐘楼が取り壊され、再び石像の存在がうわさされるようになったという。成都市の考古学研究所の関係者は、「石像が何をかたどっているのか、そして石像の年代や歴史についてはさらなる研究が必要」と話している。(翻訳・編集/内山)

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