<レコチャ広場>醜い中国人と悪習を容認する人々―香港

Record China    2013年1月11日(金) 6時10分

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9日、香港在住のジャーナリストが北京で遭遇したタクシー運転手や旅客機の乗客の振る舞いなどから「醜い中国人」に関する記事を自身のブログに掲載した。写真はぼったくりのタクシーや白タクが集まる北京西駅。

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2013年1月9日、香港在住のジャーナリスト閭丘露薇(リューチウルーウェイ)氏が北京で遭遇したタクシー運転手や旅客機の乗客の振る舞いなどから「醜い中国人」に関する記事を自身のブログに掲載した。

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北京首都国際空港に到着し、タクシーに乗り込んで行き先を告げると、時に「近過ぎる」「何でバスじゃなくてタクシーなんだ」と文句を言うドライバーもいる。文句を言いながらもたいていのドライバーはおとなしく走り出すが、そうではないドライバーも。そうした場合には、緊張した空気に包まれたまま目的地までお互いに気まずい思いをすることになる。

また、深センから北京へ旅客機で移動した際には、フライトアテンダントを大声で呼びつけ、「金を払っているのだから、従うのが当然だろう」と横柄な態度で命令する乗客に遭遇した。サービスを提供する側と受ける側は対等な関係のはずだ。このような光景はレストランでもよく目にし、何度見ても不快な思いをすることになる。

こうした書き込みをブログに掲載するたびに、「中国本土のことがわかっていないだけ」「大したことじゃない」といった批判的なコメントが寄せられるが、平気で文句を言うドライバーにも、平気で横柄な態度をとる客にも、恥ずかしげもなく列に割り込む人々、さらにはそうした状況を容認する人々にも腹が立って仕方ない。皆さんはどうして腹が立たないのだろうか。(翻訳・編集/岡田)

●閭丘露薇(リューチウルーウェイ)

中国の女性ジャーナリスト。上海出身。香港フェニックステレビ(鳳凰衛視)の著名な記者で、03年のイラク戦争でバグダッドを取材した唯一の中国人女性記者として一躍名を馳せた。「戦場のバラ」と呼ばれ、中国全土で高い人気を誇る。

※本記事は筆者の承諾を得て掲載したものです。

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