北京原人、想像より先進的生活?最新調査で判明か―中国メディア

Record China    2013年1月8日(火) 8時12分

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6日、新浪科技によると、中国北京市房山県周口店で行われた北京原人遺跡の最新発掘調査で、北京原人はこれまで考えられていたよりはるかに先進的な生活を送っていたことが分かった。写真は北京原人遺跡の出土物。

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2013年1月6日、新浪科技によると、中国北京市房山県周口店で行われた北京原人遺跡の最新発掘調査で、北京原人はこれまで考えられていたよりはるかに先進的な生活を送っていたことが分かった。動物の皮を石器で叩いて軟らかくし、衣類にして身に着けていた可能性がある。以下はその概要。

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中国では1923年、初めて北京原人の発掘調査が実施された。現在までに繰り返し発掘が行われた結果、75万〜20万年前に暮らしていたとみられる人類の祖先は、これまで考えられていたよりずっと先進的な生活を送っていたことが判明した。使われていた石器を高性能顕微鏡で分析した結果、とがった石を棒の先に付け、長い矛として使っていたことも分かった。原人が二つの道具を一つに合わせ、新たな道具として使う能力があった可能性がある。研究の最終報告はまだ出ていないが、科学者たちは新たな発見を喜んでいる。(翻訳・編集/AA)

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