中国、2013年のCPI上昇率は3%・経済成長率は8%―中国経済専門家

Record China    2013年1月7日(月) 14時55分

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5日、中国国家情報センター経済予測部の範剣平主任はインタビューで、「2013年の経済成長率は昨年をやや上回り、8%前後に達するだろう。物価は新たな上昇周期に入り、CPIの上昇幅は3%前後となるだろう」と予想した。写真は江西省南昌市のスーパー。

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2013年1月5日、中国国家情報センター経済予測部の範剣平(ファン・ジエンピン)主任はこのほど中国証券報のインタビューに答え、「2012年の経済安定の基盤がまだ固まっていないため、2013年は経済の安定を強化すると同時に成長を促すことになる。今年の経済成長率は昨年をやや上回り、8%前後に達するだろう。物価は新たな上昇周期に入り、CPI(消費者物価指数)の上昇幅は3%前後となるだろう」と予想した。中国証券報が伝えた。

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範主任は次のように語った。

2012年の中国経済成長率は7.7%前後となるだろう。2013年の経済成長目標は8%だが、実際はこれをやや上回る可能性がある。このような穏やかな成長は「穏中求進(安定を保ちつつ経済成長を促す)」に役立つ。経済成長が低迷する今、立ち遅れた生産能力を淘汰させ、改革促進に向けてより多くの措置を講じることで、経済基盤をより確かなものにすることができ、将来的に経済回復を持続させることができる。

外部環境を見ると、2013年の世界経済の状況は2012年とほぼ同じだ。このような背景の中、中国経済が安定から回復に向かうには、依然として内需のけん引に頼る必要がある。内需に頼る経済成長には多くの有利な要素がある。投資面を見ると、五カ年計画の2年目、3年目は建設周期の影響を受けて投資が加速しやすい。今年は第12次五カ年計画(2011〜2015)のちょうど3年目にあたり、重点プロジェクトが大量に認可され、着工するため、投資の増加と経済回復に役立つだろう。(提供/人民網日本語版・翻訳/SN・編集/内山

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